5:30〜15:00 くもり 水温13度
早いもので、もう9月も終盤・・・個人的には
今日が今シーズンの小菅川C&R区間の最終釣行だ。
8月末の大雨以来、小菅川C&R区間は砂で埋まり、浅くなった状態のまま。
その影響で、渓魚は非常にナーバスになり、ミノーを追う距離が短く
難しい釣りが続いている。
アングラーに求められる、釣りのレベルは非常に高いものとなっているのでは
ないだろうか?
キャストの精度、ロッドアクション、食わせの間の取り方など
現時点で自分が持ち合わせるミノーイングの総合力を駆使し
今日の小菅川C&R区間最終釣行に望んだ。
なんって、カッコいいこと書いてしまったが、泣いても、笑っても
今日がラスト!
思う存分、釣りを
楽しむのみ!
少し意気込んで、まだ、夜が明けぬうちに小菅川に着いたので
一番乗り?と思いきや・・・?
真っ暗な川原に目を凝らしてみると、川沿いに横付けの不自然な
停めかたをした車が一台・・・?
まっ、気にせず釣り支度をススメル。
準備が完了した頃には、グッド・タイミングで、すっかり夜も明け
川原に立ち、さぁ〜 どこから手を付けよう?
アプローチに最善の注意を払い、キャスト開始。
砂で埋まった川の形状は、前回釣行時にも書いたと思うが
水量計下からC&R区間最下流部にかけて全体的にチャラ瀬続きとなっており
水深がある場所といえば、対岸際の流れと、落ち込み下が若干掘れている程度
プールは砂で埋まり、プールといえるものではなくなっている。
対岸の流れにミノーを送り込み、ドリフトさせながらトゥイッチで誘ってみたり
少しでも活性の高い渓魚狙いで、アップストリームからのハード・トゥイッチで
可能な限り大胆に、イレギラーアクションで誘ったりと
ここ最近の釣行データをもとに、小菅川攻略パターンを試す。
まず ファースト・ヒットはニジマス!
昨日放流したての渓魚が、追いは悪いが、いるところには固まっているようだ。
そんな場所を丹念に攻める。
ミノーを通すレンジはベタ底意識していたが、やや水深のある場所では
ヒットパターンからすると中層のほうが有効のようだ。
ニジマス中心にヤマメ、イワナが混じり ヒット!
ヒット・パターンを掴めてきた頃、久々の出会いとなるKさん登場!
どうやら、一番乗りの不自然な停め方をした車の主は、Kさんだったようだ。
早朝にC&R区間に来るのは2ヶ月ぶりで、時間を間違えて早く来すぎたとのこと。
釣りのこと、川のこと、自然のことを知り尽くしたKさんでも
「そんなことあるんだ〜」と、名人Kさんに親近感を覚える。
Kさん今日は、少し釣りをして、小菅の山で「きのこ採り教室」に参加するとのこと。
「山の中で、クマさんに出会わないよう、気をつけて下さいよ〜!」
Kさんと別れた後すぐに、アップストリームから狙い通り
めちゃイイ〜出方で、ヤマメがヒットした!
このヒット・パターン、Kさんに見せたかった〜!
シーズンラストということで、集中して釣りをして来たが
午前11時すぎ、睡眠不足でエネルギー切れ、少し肌寒かったが
川原にイスをだし、お昼寝タイム。
目覚めたらお腹が空き、「メイフライ」でランチタイム。
「メイフライ」は、薪ストーブが稼動していて
暖かぁ〜〜、なんか・・・ ホット しますっ。
ランチ後は、フライでスタート。
ソフトハックルのウェットフライで、水中をユラユラ漂わせるのが効果的だった。
しかし、渓魚の着き場が限られている分、攻められ続けているので
かなりのスレ度を感じるが・・・。
んで、シーズンのシメは、やはりミノーイング。
アップクロスから小刻みにトゥイッチを入れ
ミノーがターンしたところで
イワナがヒット!
このヒットを機に 午後3時 小菅川での2008シーズンを終えた。
2008シーズン、当サイトをご覧のみなさん
お世話になりました。
Lure@Fishing